2017/10/25(水)
まだあった⁉︎O脚拡張器
カテゴリー:整体ブログ :11年間の臨床経験から得られた慢性腰痛への答え
唯一のお城、2畳の書斎より、
皆さん、こんにちは。
整体院 栄花の平野です。
さて、O脚シリーズも第6弾です。
今回は補助的なエクササイズです。
ただ、補助といってあなどならいでください。
痛い目にあいますよ…
↓↓
今まで、関節の話ばかりしていましたが、関節と深い関わりがあるのが筋肉です。
筋肉は関節を動かすだけではなく、姿勢を保持するためにも働きます。
皆さんもご存知のように、筋肉は伸びたり縮んだりします。
縮みすぎた状態は、関節に圧縮力を悪いを与えるたり、本来の動きが制限されたりします。
今回ご紹介するエクササイズは、
① モモの裏の筋肉(ハムストリングス、特に内側の半腱様筋・半膜様筋)
② ふくらはぎの筋肉(下腿三頭筋、特に腓腹筋内側頭)
です。
これらが縮んでしまうと、いくら股関節と足首の運動をしても膝が外側に開いてしまいます(内反方向に引っ張られます)。
これらの筋肉を柔軟にしておくことが、O脚改善には必須になります。
筋肉のストレッチ効果は、短時間とされています。
ハムストリングスのストレッチ効果に関して、Whatman Cら(2006)は20秒4セットのストレッチで20分の効果持続が認められたとしています。
また、腓腹筋のストレッチ効果に関して、Mizuno Tら(2013)は60秒5セットのストレッチで30分の効果持続が認められたとしています。
どちらにせよ、一度のストレッチエクササイズでは長時間のストレッチ効果は望めません。
ですが、繰り返し伸ばすことで(目安は3〜4週間)、筋細胞の伸張適応が
生じます。
その例として、
Rancour Jら(2009)は、ハムストリングスのストレッチを30秒2回2セットを毎日、4週間継続しました。
すると、そのストレッチ効果は、ストレッチを中止てから3週間経っても持続していたと報告しています。
また、Chipriani DJら(2012)は、ハムストリングスのストレッチを30秒2回2セットを一日おきに、4週間継続しました。
すると、ストレッチを中止てから2週間経っても、ストレッチ開始前より柔軟性が上回っていたと報告しています。
これらの研究から、1ヶ月間ストレッチを継続することで、その後1ヶ月以上は効果が持続する可能性があることが示唆されました。
意外と見過ごされがちなんですが、これらの筋肉の伸張性を出すだけでO脚が改善するケースもあります。
ストレッチを習慣化するのはなかなか難しいかもしれませんが、O脚改善に貢献する可能性が非常に高いです。
ぜひ、挑戦して見てください。
次回、O脚シリーズ最後のエクササイズです。
お見逃しなく!
※過去の記事はこちらからご確認ください。————————
第1回目 『1週間で完結!効果実証済みのO脚改善エクササイズとは?』
第2回目 『犯人は股関節と足首⁉︎』
第3回目 『みるみるうちにあなたの脚が?!』
第4回目 『O脚で一番見落とされがちな場所とは⁉︎』
第5回目 『ストップ!そこだけ見ててもダメですよ!』
—平野 充
慢性腰痛専門、整体院「栄花」-EHANA-
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