2016/12/21(水)
頭部が前に出ている人・・・注意が必要です。。。
カテゴリー：整体ブログ ：11年間の臨床経験から得られた慢性腰痛への答え
唯一のお城、２畳の書斎より、
前の投稿で、人の体を横から見た時の姿勢チェックポイントをシェアしました。
今日は重要度の高い、頚部・頭部の位置についてシェアします。
まず、頭部位置が前方に出ている（顎が前に出ているともいうかな）となぜよくないかです。
頭部は、それを支える頚部の骨構造、筋ボリュームからかなり負担が大きいものです。正常な位置にないと頚部の筋肉（特に後方）は常に過剰な収縮をしいられます。
頚部の筋のみならず、肩甲骨周囲の筋肉または腰部の筋肉にまでその影響は波及します。
頚部が前方にあることで、身体後方の筋群は常に過剰なストレスに晒される可能性があり、肩こりや腰痛、時には膝痛の原因にもなります。
さらに、各頚椎には前方への剪断力が働くので、頚椎の疾患（頚椎ヘルニア、頚椎症など）になりやすいと言えます。
これらを治療もしくは予防するために、頚部の位置をセルフで調整する必要があります。
人の脳はいつもの状態を「正常」と思い込む性質があります（恒常性）。ですので、常時頭部が前方にある人はその姿勢を修正しても違和感を感じます。これはボディイメージが頚部前方突出で出来上がっているからなのです。
多くの方は頭部位置を修正すると、「なんか体がのけ反って反りすぎている気がする。」と言います。
そこで鏡や写メを撮って見せると、「まっすぐ・・・」と気づきます。
肩こり、腰痛は普段の姿勢が大きく影響する疾患です。
治療の際は、まず自分の姿勢を確認して、それを意識的に修正してもらうことが必要になってきます。
その際、いかに簡便に、しかもわかりやすく理解・実践してもらうか・・・。
当院では以下のような工夫をしています。
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