2018/01/23(火)
腰痛予防体操 〜その2〜;肩甲骨プッシュ
カテゴリー:整体ブログ :11年間の臨床経験から得られた慢性腰痛への答え
唯一のお城、二畳の書斎より、
みなさん、こんにちは。
整体院 栄花の平野です。
今回は2回目の、
“栄花式腰痛予防体操“
をお伝えします。
腰痛予防対策第二弾はこちらです。
↓↓
肩甲骨と腰痛。
どんな関係があるのか・・・。
とても深い関係です。
例えば、猫背。
猫背になると肩甲骨は外転しっぱなしになります。
すると、肩甲骨周囲筋に筋緊張・筋張が変わってきます。
猫背では、肩甲骨内側の筋肉(菱形筋、僧帽筋中部線維など)は引き延ばされます。
一方、肩甲骨の裏側の筋肉(前鋸筋など)は縮みます。
そのことによって、背骨の中で胸椎という部分が丸まります(後弯)。
すると、その丸みを打ち消すために腰骨(腰椎)は反ります(前弯)。
本来、腰椎は反る動き(伸展)に弱いという性質があります。
弱い状態を強いられるので、腰に負担が集中して腰痛が出来上がってしまうのです。
同じ猫背でも、ご高齢の方やデスクワークの際姿勢の悪い方の場合、腰は反るというより背骨全体が丸まります。
この時、腰椎では前方にずれるストレスや椎間板というクッションの前方潰れるストレスがかかります。
また、椎間板後方は引き伸ばされてしまいます。
そんな時でも肩甲骨の動きが制限されて、肩が前方に引っ張り出されてしまうと上記の腰へのストレスが増大してしまいます。
このように、肩甲骨の動きは間接的に腰痛と強い関連があるのです。
上記の説明では猫背ばかりをクローズアップしましたが、無理に体を反るような姿勢はかえって腰痛の原因になります。
以下のような姿勢をご覧ください。
この時、肩甲骨は背骨に近づき、一見良い姿勢に見えます。
ですが、無理に状態を後ろに引いているので、結果的に腰が反ってしまいます。
そしてこのような状態が定常化すると、背骨の動きはもちろん胸郭の動きも制限されます。
本来動くべき部位が動かないので、動かなくていい腰椎部にストレスがかかるのです。
いかがですか?
上で説明したような姿勢・状態に心当たりはありませんか?
あれば、是非今回の『肩甲骨プッシュ』を実践してみてください。
ポイントは、
①上体を上げた時(肩甲骨を背骨から遠ざけた時;外転)背骨全体が丸くなること
②状態を下げた時(肩甲骨を背骨に近づけた時;内転)背骨が若干反ること
③全動作を通じて肘がしっかり伸びていること
を目安・目標にチャレンジしてみてください。
次回の“腰痛予防体操第三弾”もお楽しみに!
—平野 充
慢性腰痛専門、整体院「栄花」-EHANA-
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