2017/01/12(木)
伸展時の腰痛とその原因
カテゴリー:整体ブログ :11年間の臨床経験から得られた慢性腰痛への答え
のんびりムードのリビングにて、
本日は腰痛を起こしやすい動作として、体幹伸展動作(反る)を取り上げようと思います。
伸展動作は特にスポーツ場面で痛みを生じることが多いです。しかし、日常生活でも腰を反った時の痛みが生じます。それは歩行が大きく影響するからです。
体幹伸展動作の原因、改善方法に関しては↓も参考にして下さい。-EHANA-公式、整体ブログ「極・伸展した時の腰痛」、-EHANA-公式、整体ブログ「極・伸展した時の腰痛②」
主な原因として、
①体幹伸展動作の反復
②股関節伸展可動域の制限
が考えられます。
①体幹伸展動作の反復
背骨を反る動きの時は、前屈と違って骨性のロックによって動きが止まります。よって、体を反った時、腰椎では椎間関節にストレスが集中します(2000,Adamsら)。しかもこの椎間関節というのは非常に小さな関節で圧が高くなりやすいので、伸展の繰り返しによりストレスを受けやすいのです。代表的な疾患で、腰椎分離症があります。
②股関節伸展可動域の制限
体を反る時、腰椎と一緒に股関節も伸展します。動きのパターンによって、腰椎と股関節のどちらが大きく動くかはまちまちですが、股関節の伸展(太ももを後ろに反らせる)の可動域が制限されることで腰椎へのストレスが増加します。著名な場面としては歩行です。歩行時、股関節は伸展(後ろに振る)します。この股関節伸展の可動域が制限されていると腰の伸展が強制されるため反った時の腰痛になる可能性があります。
また、Cholewickiらによると(2002)、腰痛を抱える人は体を反った時に体幹後部の筋肉が優位に働きやすいとしており、それらの筋肉が疲労して痛みになる可能性を指摘しています。
以上、身体を伸展した時の腰痛機序でした。
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