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2020/11/27(金)

あなたの腰痛、実は“脳”が原因?

カテゴリー:ぎっくり腰, 整体ブログ :11年間の臨床経験から得られた慢性腰痛への答え, 腰椎椎間板ヘルニア

 

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唯一のお城、二畳の書斎より、

 

急にやってくるあの恐怖、

ぎっくり腰。

 

病むようなシビレ、だるさ、

(腰椎椎間板)ヘルニア。

どちらも、なってしまったら安静にせず、できる範囲で動くことが重要です。

それが出来ないと再発や慢性腰痛へと移行しやすくなります。

 

今回はぎっくり腰やヘルニアを含めた腰痛がどのように慢性化していくか、それが近年注目されている“脳”とどのように関わっているかをお伝えしていきます。

 

“脳が原因の腰痛”って?

こんな話を聞きます。

 

腰痛患者さん「ずっと腰の痛みが取れないんですよ」

お医者さん「レントゲンやMRIはそんなに悪くないんですよ」

腰痛患者さん「じゃあなんで痛いんですか?」

お医者さん「精神的なものが原因かもしれませんね」

 

こうなると患者さんは、

(精神科に行かないとダメなのか・・・)

(何か悪い病気なのかも・・・)

(気持ちの問題なんて。やっぱり医者に行ってもダメだ。)

 

など、治療に後ろ向きになってしまいます。

 

これ、半分合ってて、半分間違ってるんです。

 

確かに脳が原因で腰痛が生じる場合はあります。

ですが、お医者さんはそれをちゃんと説明する義務があります。

 

“腰痛が発生して、その痛みによって動くのが怖くなり、また痛くなったらどうしようと不安になり、気づいたら慢性的な腰痛になっていた”

 

これは典型的な慢性腰痛の経過です。

実はこの状態こそ、“脳が原因の腰痛”なのです。

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痛みと痛みが慢性化するメカニズム

そもそも痛みはどのように感じるのでしょうか?

 

ぎっくり腰など、腰に痛みを感じる刺激が加わると、脊髄を通って脳に電気信号が伝わって痛みを感じます。

あまり知られていませんが、この時、痛みの電気刺激は二つの経路で脳に伝わります。

 

一つは、脳の表面(体性感覚野)で電気刺激を受け取る経路。

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もう一つは、脳の深部(視床→大脳辺縁系、扁桃核)で受け取る経路です。

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深部では、怒りや喜びなど情動の発生も起きます。

ここで“体にとって不利益なもの”と認知されると不安、イライラなど負の情動が起こります。

 

一方、脳には痛みを抑える機能もあります。

こちらも代表的な例を二つ程ご紹介します。

 

一つは、エンドルフィンなどの脳内麻薬と呼ばれる物質が分泌される機能です(内因性の疼痛抑制機構)。

ランナーズ・ハイが有名で、ちょっときついなぁぐらいの運動によって引き起こされるとされています。

 

もう一つは、ノルアドレナリンとセロトニンという物質が痛みの伝達を抑える機能です(下行性疼痛抑制系)。

脳内の神経伝達物質は主に深部(視床下部)で分泌されます。

 

前述した、脳深部(扁桃核)での負の情動が強くなると脳による痛みを抑える機能が落ちてしまいます。

その結果、痛みに対して敏感になり、痛みが慢性化するという悪循環に陥るのです。

 

これが“脳が原因の腰痛”の正体です。

 

ここである研究をご紹介します。

カナダ、マギル大の研究チームによると、

「慢性腰痛の人の左脳の一部(DLPFC;背外側前頭前野)に明らかな体積の減少が見られた。より長く腰痛を患っていた人で特に顕著だった。David A. Seminowicz et al,J Neurosci. 18 May 2011

とのことです。

 

前頭前野とは思考を司る部分で、恐怖や不安が強くなることで萎縮するとされています。

よって、心理的な腰痛への恐怖や不安がこのような変化を起こしたと考えられています。

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この研究も慢性腰痛と脳の機能との関連を示しています。

さらに、他の脳領域でも痛みとの関連が示唆されています。

 

このように慢性腰痛と脳機能は切っても切り離せない関係なのです。

 

とにかく歩こうの功罪

ぎっくり腰は腰椎周辺の小さな損傷、ヘルニアは椎間板の損傷です。

これらは、初期こそ炎症が起きて痛みを感じますが、ほとんどのぎっくり腰や腰椎椎間板ヘルニア(筋肉の麻痺や排尿障害などの重傷例は除外)などは大体2~3ヶ月で炎症はなくなります。

 

しかし、その間に腰痛への不安や恐怖などの心理的ストレスにより、脳が原因の腰痛になってしまうのです。

これを回避するためにも、ぎっくり腰などになった後も出来るだけ動くことが必要なんです。

 

動くことで、「動いても大丈夫なんだ」と頭と体で感じることができます。

それが慢性腰痛やぎっくり腰・ヘルにの再発予防になるのです。

 

そこで簡単にできることは歩くこと。

歩くことで脳本来の機能を取り戻してくれます。

 

また、可能であればペースを速めた速歩をお勧めします。

速歩により、エンドルフィン(脳内麻薬)の痛み抑制効果やリズミカルな運動による脳細胞の活性化も期待できます。

 

腰の痛みの状態を正しく判断し、無理なく歩いていくことが大切なんですね。

 

脳が原因の腰痛の見分け方

とは言ったものの、長いこと腰痛に苦しんでいる方にとって本当に脳が原因であるかどうかを判断するのは難しいことです。

もしかしたら手術が必要なほど腰が痛んでいたり、内臓が原因の重篤な腰痛かもしれません。

 

そこで、脳が原因の腰痛かどうかを判断する見分け方をお伝えします。

簡単にチェックできるので、ぜひ参考にしてみてください。

 

注目すべきは痛みの出方です。

—腰になんらかの原因がある場合—

・痛みの出る姿勢・動作がはっきりしているまたは一貫している

・全く痛くない姿勢がある

 

—脳が原因である場合—

・痛みの出る姿勢・動作がはっきりしないまたは一貫していない

・「普通は痛くないだろう」という刺激(軽く触ったり、動かしたり)で痛みを感じる(敏感すぎ)

 

※はっきりわからない場合や自分の状況をしっかり把握したい場合は専門機関・専門施設で診察してもらってくだっさい。

 

まとめ

・腰周辺組織が損傷する以外に、腰痛による不安や恐怖などの心理的ストレスによっても痛みを感じることがある

・脳が原因の腰痛の場合、腰痛の慢性化や再発するリスクが高まる

・脳が原因かどうかの正しい知識が必要

・腰痛に対する不安や恐怖を払拭するために、できる範囲で歩いたり簡単な運動をすることが推奨されている

 

―平野 充

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