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2018/06/09(土)

上肢の筋トレとスポーツ、そして時々腰痛

カテゴリー:スポーツブログ:プロから育成まで、身体運動を科学する

 

運動教室控え室より、

 

4日間に渡る北海道大学バスケットボール連盟主催、春季大会の予選リーグが終了しました。

あとは次週の決勝トーナメントを残すのみ。

 

選手たちにはケガなく、自分たちの成長を感じられる大会にしてほしいと思います。

注目の結果はこちら

↓↓

北海道大学バスケットボール連盟

 

今回のブログでは、春季大会会場エントランスでの掲示、第3弾(最終)です。

 

今回ご紹介するウエイトトレーニングのメニューは、

“ワンハンドダンベルロー”と“インバーテッドロー”

です。

 

  1. ワンハンドダンベルロー

上半身の中でもプル動作(引く動き)で力を発揮するメニューです。

そしてこの動きも捻じれの動き(螺旋運動)を制御します。

よって体幹の安定性も必要とされます。

 

正しいフォームと解説はこちら

↓↓

 

目的;

①上肢後面の筋力強化

②腰部・体幹の筋力強化

 

ワンハンドダンベルローによって得られる効果;

①上肢筋力アップ

②ジャンプ時の腕の振りが強くなる→ジャンプ力アップ

③引く動作での力発揮向上

 

注意点;背中が丸まらないように、腰よりも肘をあげる

 

人の体が螺旋運動を主としていることは以前にもお伝えしました。

上半身の螺旋運動に強く影響を及ぼすのが広背筋です。

とても大きな筋肉で、骨盤にも停止するので下肢にも影響します。

 

ちなみに、この広背筋が硬くなることで腰痛(特に体幹の伸展時痛や回旋時痛)になるケースも多くみられます。

 

6.インバーテッドロー

もう一つ上肢後面の筋トレをご紹介します。

こちらは全身のバランス感覚も重要になってきます。

 

正しいフォームと解説はこちら

↓↓

 

目的;

①上肢後面の筋力強化

②体幹と上肢との協調的な動作獲得

 

インバーテッドローによって得られる効果;

①上肢の筋力強化

②上肢パワー発揮の効率化

③体幹の協調性向上

 

注意点;臀部を持ち上げて体が一直線になるように、左右均等に体幹を引っ張りあげる

 

上半身のトレーニングとして、プッシュ系(押す動作)はよく用いられます。

例えば、ベンチプレスや腕立て伏せなど。

 

これらは手軽にかつ分かりやすく、成果が現れやすい種目です。

実際、人の体は前面の筋肉の方が発達しています。

 

しかし、前方の筋肉が過剰に発達することで背中が丸まり、猫背のような状態になりやすい傾向があります。

 

ですので、体の前面と後面をバランスよくトレーニングすべきです。

体後面の筋肉を刺激するのに、今回ご紹介した二種目はものすごくおすすめです。

トレーニングをされる方は是非取り入れてみてください。

 

 

—平野 充

http://www.fighters.co.jp/news/detail/00000961.html

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