2021/01/15(金)
アゴを引いて腰痛を治す 〜背中と肩甲骨のエクササイズ〜
カテゴリー：姿勢, 整体ブログ ：11年間の臨床経験から得られた慢性腰痛への答え
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唯一のお城、二畳の書斎より、
今回は
2013年発刊、著・伊藤和磨氏の「アゴを引けば身体が変わる」
という書籍の内容まとめの第3部です。
こちらの書籍のハイライトは、
・腰痛、肩こり、頭痛など、身体の不調の原因の多くは姿勢の崩れである事
・その原因を改善するための一番の方法はアゴをひく事
です。
今回はアゴを引く事と背中・肩甲骨の関係性について
アゴを引くだけではなく、背中・肩甲骨のこんな動きが実用です。
それは、、、
↓
普段、慢性腰痛を多く診ている僕としては、背中と肩甲骨にはかなりこだわりがあります。
アゴを引く時にも同様なことが言えるのです。
アゴを引くという事は首（頚椎）の動きが必要です。
首の動きは土台なる胸椎と肩甲骨の動きに大きく影響します。
デスクワーカーはお腹から胸の高さの前方で作業します。
よって猫背になりやすい姿勢と言えます。
その姿勢が長く続いたり、正しくリセットできないと胸椎の可動性が悪くなります。
手を使った作業なので肩甲骨周辺の筋肉も硬くなりがち。
よって、胸椎と肩甲骨の動きを回復する事が、すなわちアゴを引くための頚椎の動きの回復になるのです。
今回はそのために必要な胸椎・肩甲骨のエクササイズを二つ紹介します。
どちらも簡単にできるので、是非試してみてください。
胸椎・肩甲骨エクササイズ１
①バスタオルを準備し、直径15cmくらいの円柱状に丸める
②丸めたタオルを床に引き、その上に仰向きで寝る
③腰から背中の位置までタオル一つ分ずつズラしていく
④各場所につき30秒ずつ
⑤その間はリラックスして鼻呼吸を意識する
胸椎・肩甲骨エクササイズ２
①背中を壁の角に当てて寄り掛かる
②腕を前方に上げたところから出来るだけ後方に肘を引く
③出来るだけ大きくこの動きを５回繰り返す
④腕を前方に上げて拳を天井方向にあげたところからできるだけ後方に肘を引く
⑤出来るだけ大きくこの動きを５回繰り返す
まとめ
アゴを引くことで首（頚椎）が動くことで姿勢が整う。
首の動きは背中（胸椎）と肩甲骨の動きに大きく影響する。
背中と肩甲骨の動きを改善することでアゴを引いた時の姿勢の改善の効果が上がる。
―平野 充
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