札幌市豊平区で唯一の「慢性腰痛」専門 整体院 栄花 -EHANA-

　　

唯一のお城、二畳の書斎より、

 

先日、とある人（Aさん）と一悶着ありました。

奥さんじゃありませんよ、本当に（笑）

 

Aさんの要求に対して“底知れぬ嫌悪感と行き場のない苛立ち”を感じました。

とにかく不快でした。

おかげで何も手につかず、このままでは次の日の施術や家族との関係にも影響すると感じるほどでした。

 

みなさんはこんな時どうしますか？

 

誰かに八つ当たりしますか？

 

酒を煽って二日酔いになりますか？

 

自分の中だけに溜め込みますか？

 

私はこんな風に切り抜けました。

↓↓

 

おかげで次の日にはスッキリとお客様に施術することができました。

もちろん家族に八つ当たりすることもありませんでした（笑）

 

私が行ったことは、普段バスケットチームの選手に教えているメンタルトレーニングの一つです。

“メディテーション（瞑想）”と“振り返り”です。

 

メディテーション

①一人でゆっくりと静かに時間を確保します。

②深呼吸（できれば腹式呼吸）をしながら何も考えない状態、自分だけの世界にします。

③今の自分の気持ちを確認します。←Point1!

続いて、

 

振り返り

①次に同じ場面になったらどうするか？

②ならないためにどうするか？←Point2

③今、自分がしなければいけないことは何か？←Point3

 

私の場合は所要時間およそ15分。

 

慣れない人はもう少し時間がかかるかも知れませんし、これは人によって様々かと思われます。

ですが、振り返りが終わる頃にはスッキリした気持ちでその日のお客様の診療に気分良く向かうことができました。

 

こういう時、無理に考えないようにすると余計考えてしまったり意識に上るだけでその時の不快感がフラッシュバックします。

注意点としては無理に忘れようとしないことですね。

 

おかげで、今ではAさんが頭の中に出てきても全く不快感がありません。

私自身がとても自然体でいられます。

 

みなさんも、人間関係を含めた不快な気持ちをリセットするのに私の方法を試してみてはいかがでしょうか？

きっと自然体なあなたでいられますよ。

 

以下に、Pointの解説をしていきます。

Point1“今の自分の気持ちを確認”

これはメディテーションの中でも特に大事な部分です。

今回は何かわからないけど、漠然とした不快感（底知れぬ嫌悪感と行き場のない苛立ち）がありました。

 

これが自分にとってどんな感情なのか？

 

何に対するどういう気持ちなのか？

 

これらを明確にすることで気落ちの整理がつきます。

“何がわからないのかわからない”状態が一番不安なのです。

 

今回、私の不快感は

 

①初めての出来事で対処の仕方がわからないという不安

②事が大きくなると私自身の仕事が出来なくなるという恐怖感

③Aさんに対する哀れみ

 

が原因でした。

これらがはっきりした事で、自分の中の得体の知れないものの正体も明確になり安心できました。

 

Point2“ならないためにどうするか？”

「より鮮明で詳細なイメージトレーニングは、体を動かす実際の練習と同じくらいの効果がある」というぐらい、脳は想像と体の動きを区別できないようです（スキルトレーニングにおいて）。

 

頭の中でもう一度同じ場面を想定し、自分が一番納得できる対応をする事が重要です。

そして今回のような事を避けるためにはどうする必要があるかをシミュレーションします。

 

そうすると、「そういう場面になっても大丈夫」という安心感と「やったー！」という充実感を感じられます。

 

Point3“今、自分がしなければいけないことは何か？”

何かに取り組む時、一番いい精神状態は“やる事が明確になっている時”です。

やるべき事が明確になっていないと行動に移れません。

考える事が面倒になります。

 

結局何もせず時間だけが過ぎてしまいます。

これは一番避けたい状態ですね。

 

今回私は、整体師仲間に相談する事で簡単に解決しました。

 

以上のPointが参考になって、みなさんのより充実した毎日の手助けが少しでもできることを願っています。

 

—平野　充

慢性腰痛専門、整体院「栄花」-EHANA-

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