2018/06/07(木)
ヒップヒンジとスポーツ動作。時々腰痛。
カテゴリー:スポーツブログ:プロから育成まで、身体運動を科学する
釧路の大会会場より、
6/7〜6/10で、ここ釧路にて北海道大学バスケットボール連盟主催、春季大会
が開催されています。
学生たちのアツくハツラツとした激戦が繰り広げられています。
注目の結果はこちら
↓↓
今回のブログでは、春季大会会場エントランスでの情報発信の掲示を紹介します。
前回の続きです。
今回ご紹介するウエイトトレーニングのメニューは、
“スプリットスクワット”と“ルーマニアンデッドリフト”
です。
3.スプリットスクワット
前回解説したバックスクワット、片脚でのバージョンです。
ランニングジャンプ、切り返し動作などより競技にマッチしたトレーニングとなります。
正しいフォームと解説はこちら
↓↓
目的;
①臀部から大腿後面にかけての筋力強化
②片脚での脚力強化
③体幹の安定性向上
スプリットスクワットによって得られる効果;
①下肢筋力アップ
②ダッシュ力アップ
③ランニングジャンプのパフォーマンスアップ
④切り返し動作のパフォーマンスアップ
注意点;膝が前に出過ぎないように、体幹が極端に前方に倒れないように、踵に体重を乗せるように
人の体は螺旋運動がほとんどです。
また、この螺旋運動ができることで複雑な動きにも対応できるのです。
そして、大臀筋は体の中心部分で上半身と下半身を繋ぐ重要な筋肉です。
大臀筋が強く、左右個別に働くことで様々な動作を遂行できます。
スポーツでも同様です。
力強く素早く動くには、スプリットスクワットはうってつけです。
4.ルーマニアンデッドリフト
スクワット動作における腰椎・骨盤リズムの必要性は前回のブログでも触れました。
その要素をよりクローズアップしたものがこちらです。
正しいフォームと解説はこちら
↓↓
目的;
①腰臀部の筋力強化
②機能的な腰椎・骨盤・股関節の連動性を獲得
ルーマニアンデッドリフトによって得られる効果;
①腰部、体幹の筋力強化
②骨盤帯を中心とした動作の機能性アップ
③ダッシュ及びジャンプ動作のパフォーマンスアップ
注意点;膝をあまり曲げずに骨盤を前傾させる、バーが体から離れないように、背中・腰が丸くならないように
「股関節の動きは重要」とよく言われます。
その理由の一つが、このルーマニアンデッドリフトに見られる“ヒップヒンジ”という動きです。
ヒンジ(hinge)=蝶番、この動きを骨盤と股関節がすることで大臀筋のパワーが体にしっかりと作用するのです。
今回は股関節周囲筋の中でも特に使用頻度の高い大臀筋にフォーカスして話を進めました。
パフォーマンスアップはもちろん、ケガの予防にも効果的な動きです。
是非体得してもらいたい動きです。
おまけ
今回、話の中心になっていた大臀筋並びに骨盤の動きは、腰痛にも大きく関与します。
私が、慢性腰痛専門の整体院をしていてよく遭遇する状態です。
骨盤の動きが悪いと股関節周囲筋に過剰な負荷がかかること、腰椎の動きが制限もしくは動き過ぎてしまうなどが生じます。
そして腰痛持ちの方は、骨盤の動きをうまくコントロールできていない場合が多いです。
このような所見がある場合、上記のようなルーマニアンデッドリフトやスプリットスクワットが効果的な場合もあります。
このように、汎用性の非常に高い二つのエクササイズ。
是非試してみてください。
—平野 充
慢性腰痛専門、整体院「栄花」-EHANA-
栄花公式ブログ
http://seitaiin-ehana.com/blog/
発行責任者;平野 充
発行者住所;〒062-0034 北海道札幌市豊平区西岡4条13丁目9-12
Tel;090-2812-3263
11月24日(日)まで
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- このような方から多くのご相談いただいています
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