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2018/04/17(火)

ストレッチをより効率的にするために〜上級者へ;相反神経支配の活用〜

カテゴリー:整体ブログ :11年間の臨床経験から得られた慢性腰痛への答え

 

大腿筋膜張筋のストレッチ方法を元理学療法士である、整体院栄花院長が正しく伝えます  ストレッチを効率するために、相反神経支配を学ぶ。

セミナーの休憩中にて、

 

なにやらすごいキレイなところでセミナーを受けております。

頑張って勉強します。

 

本ブログで紹介する“正しいストレッチング講座”の内容は、ストレッチする筋肉 ではありません。

ストレッチを効率的に行うための“コツ”をお伝えします。

 

ストレッチ。

すなわち筋肉を伸長するとき、筋組織内の筋紡錘というものが作用します。

 

そして、筋紡錘の作用をより効果的に引き出すための生理作用を“相反(そうはん)神経支配”と言います。

 

どんな作用かというと、、、

↓↓

人の体はうまいことできています。

関節の動きに対して、相反(あいはん)する筋肉が相互に働き合うことでスムーズな動きを可能にしています。

これは、指令を出す脳(中枢神経)と出力する筋肉を結ぶ運動神経(末梢神経)との関わりによります。

上記のような一連の“中枢神経–末梢神経−筋”の関係性を

『相反神経支配』

と言います。

 

 

人はとても複雑な動きをすることができます。

が、あえて単純化してみます。

 

椅子に座った状態を想像してみて下さい。

膝を曲げる時は、ハムストリングスが働きます。

逆に伸ばす時は、大腿四頭筋が働きます。

ある関節運動に対して反対の作用を持つ筋肉を“拮抗筋”と呼びます。

 

膝を曲げようとする際、ハムストリングスの拮抗筋である大腿四頭筋に力が入ると膝を曲げるのを邪魔してしまいます。

 

同様に、膝を伸ばそうとする際、大腿四頭筋の拮抗筋であるハムストリングスに力が入ると膝を伸ばすのを邪魔してしまいます。

 

 

このように、ある筋肉に力を入れる時、拮抗筋は力が入りづらくなるようなシステムになっています。

 

そして、この相反神経支配を利用することで、ストレッチが効率的になるのです。

 

今度は肘関節を例にしてみましょう。

二の腕(上腕)の裏側、上腕三頭筋をストレッチします。

この時、ただ上腕三頭筋をストレッチするより、上腕二頭筋に力を入れておいた方が(肘を曲げる方向に力を入れる)上腕三頭筋が伸びやすくなります。

 

これは、上腕二頭筋に力を入れることで、拮抗筋である上腕三頭筋が緩みやすくなるためです。

 

 

相反神経支配という理論を用いることで、ストレッチをより効果的にする可能性があります。

無理のない範囲で、是非試してみて下さい。

 

  • 注意点

筋肉によっては、筋肉の長さが縮んだ状態で収縮すると筋痙攣(足がつる)を起こす場合があります。

ひどいときには肉離れを起こす可能性もあります。

積極的に相反神経支配を用いたストレッチングをする場合は、専門家の指示を仰ぐことをお勧めします。

 

 

—平野 充

 

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