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2018/04/05(木)

Ram’s Spring Camp @Kanagawa

カテゴリー:スポーツブログ:プロから育成まで、身体運動を科学する

 

理学療法士、整体師であるスポーツトレーナー平野充がサポートする札幌大学バスケットボール部の神奈川遠征に帯同しました。そこでメンタルトレーニングの一環として、メンタルワークを実施。テーマは怒りとイライラへの自己分析。自身を見つめて気持ちをコントロールする技術を身につけます。  

2018年3月、サポートする大学バスケットボールチームの神奈川遠征。

そこでの取り組み、昨シーズンの雪辱を果たすため(挑戦、挫折、そして挑戦 〜その先にあるもの〜 をご確認ください) 、そして今シーズンの選手達のさらなる成長のための帯同記を記します。

意外にも、富士山を望む神奈川にて遠征。そこでのメンタルトレーニングを振り返る。

遠くに臨める、富士山。

山は綺麗な雪化粧。

そんな日本一の山を眺めることができる(筆者は2年前に初めて知りました)、ここ神奈川で札幌大学男子バスケットボール部のチャレンジが始まりました。

 

この時期、神奈川大学で行われているSpring Camp。

この強化ゲームには全国各地から強豪チームが集まります。

昨年日本一に輝いた大東文化大学、一昨年までインカレ3連覇していた筑波大学、関東リーグ戦では常に上位の東海大学、他にも東海地区、東北地区で常に最上位を競っているチームが一堂に会します。

 

そんなチームと実際に肌を合わせることの意味は非常に大きく、選手達の身体と心には意味あるモノを刻んだことと思います。

 

3日間で5試合。

そのほとんどで点数以上の差を見せつけられました。

ゲームに対するメンタル面のワークもこの遠征で実施できました。

そちらは メンタルトレーニング@神奈川遠征 をご覧ください。

 
 
 

vs 筑波大

 

フィジカルの差

まず一番大きな差はサイズ。

これは、数年前から北海道チーム全体が全国で戦うために必要な最低条件としてトレーニングに取り組んでいます。

vs 中京大

食事、トレーニング量などの意識改革に始まり、実際のトレーニングへの取り組みで少しずつ成果が見え始めているところです。

ただ、現段階ではやはりまだまだ大きな差を感じます。

 

絶対的な質量差は、バスケット競技において大きなハンデになります。

その言葉通り、選手達は自分より一回り大きな選手を相手にコンタクト場面で不利になることが多いのです。

 

しかし、シーズン初めのトレーニングで意識していた“動作と動作の瞬間”または“コンタクト後の動き”をうまく活用してフィジカルの差を埋められそうなシチュエーションが何度もありました。

vs 中央大

 

これに関しては、昨年の同キャンプよりは戦えたと捉えています。

ここはもっともっと突き詰めて考えていくべきだと改めて感じました。

 

決定力の差

バスケットは点数をより多く取ったチームが勝ちます。

よって、シュート力は何物にも変えられない重要事項と言えます。

オープンショットはもちろん、ペリメーターのショットは競り合いの場面でも高確率で沈めなければ勝てません。

vs 国士舘大

今回の遠征では、オープンでショットできる場面を作り出すことはある程度できていました。

しかし、その多くがリングに嫌われる結果に。

FG%が低い事で、ミドル〜ロングシュートが相手に対するプレッシャーになっていなかった印象。

もっとFG成功率が高ければ、相手ディフェンダーをもっと後手にすることができます。

 

シュート力に関しては特に、一朝一夕でものにはならないので、普段のシュート練習の質をもっと向上させる工夫があると再確認させられました。

 

身体の使い方

もう一つ大きな差を感じたのが方向転換時の重心の高さ。

これは最初に挙げた“動作間の対応”にも通ずるところはありますが、鍛えられている選手は切り返し動作において上半身のブレが少ないのです。

vs 関西大

当たり前のことを言っているのは百も承知です。

しかし、大きく違うのもまた事実。

そして、この項目に関しては追いつける可能性が非常に大きいと考えています。

 

この課題を克服するために重要となるのは股関節の使い方です。

いかに深い角度で切り返せるか。

そのために必要な力強い姿勢を維持できるか。

 

一つの工夫として、こんな切り返し方を実践しています。

動画ではダッシュからの180°ターンですが、スライドまたはクロスでのターンをより強調させるようなメニューにも取り組んでいます。

 

これらのメニューを突き詰めていくとこんな風になります、、、

あらら・・・

 また、体の使い方として重心のコントロールも重要と考えています。

通常、コンタクト場面では強くぶつかることを要求されます。

 

そこももちろん必要ですが、接触しながら自分が進みたい方向、保持したい姿勢を保持できることが重要な要素であると考えています。

そんなトレーニングも、方法論含め、試行錯誤中です。

 

 

これらの取り組みが少しでも彼らの力となり、目標達成のための一助になることを切に願います。

 

さあ、いよいよ大学バスケットのシーズンが始まります。

新入生を迎え、さらに良いチームになれるように精一杯サポートしていきます!

 

みなさん、彼らの活躍に注目してください!

 

Run Together!!

  

 

—平野 充

 

慢性腰痛専門、整体院「栄花」-EHANA-

http://www.seitai-ehana.com/ 

栄花公式ブログ

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発行責任者;平野 充

発行者住所;

〒062-0034 北海道札幌市豊平区西岡4条13丁目9-12

連絡先;ehana3263@gmail.com 

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