2018/03/12(月)
正しいストレッチング講座〜ハムストリングス〜
カテゴリー:整体ブログ :11年間の臨床経験から得られた慢性腰痛への答え
唯一のお城、二畳の書斎より、
みなさん、こんにちは。
整体院 栄花の平野です。
本日お伝えする“正しいストレッチング講座”は、
『ハムストリングス』
です。
太ももの裏の筋肉です。
ハムストリングスは、半腱様筋、半膜様筋、大腿二頭筋からなります。
ハムストリングスの基礎的な解剖学とストレッチの方法について、まずはこちらをご覧ください。
↓↓
図で表すとこんな感じです。
↓↓
これらの筋肉はいずれも骨盤の坐骨という部分から起始し、半腱様筋と半膜様筋は脛骨の内側、大腿二頭筋は脛骨の外側に停止します。
よって、ハムストリングスの一番の作用は、膝を曲げることです。
また、筋肉の走行から膝または下肢全体の回旋の動きも制御します。
ハムストリングスのストレッチを行う時、これらの知識があるのとないのとでは効果に大きな違いを生じます。
ハムストリングスをストレッチするときの注意点は2つ。
①骨盤を起こすこと
②伸ばす筋線維に分けて脚の向きを考慮すること
です。
因みに、ハムストリングスはスポーツ場面でたくさん登場します。
蹴る動作、ジャンプ動作など、強い力を発揮するときに重要な筋肉だからです。
また、腰痛持ちの人も硬くなっていることが多いです。
上述したように、ハムストリングスは坐骨(骨盤の一部)部に起始します。
よって、硬くなると骨盤の動きを制限するばかりでなく、いわゆる猫背のような姿勢を助長します。
上記の理由から、スポーツ選手はもちろん、腰痛で苦しむ方もハムストリングスのストレッチによりパフォーマンスの向上や傷害予防になります。
是非一度、ハムストリングスのストレッチを行ってみてください。
—平野 充
慢性腰痛専門、整体院「栄花」-EHANA-
栄花公式ブログ
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