2018/02/14(水)
スペシャリストからあなたへ 〜あなたの歩きを見直しませんか?〜
カテゴリー:整体ブログ :11年間の臨床経験から得られた慢性腰痛への答え
唯一のお城、二畳の書斎より、
みなさん、こんにちは。
整体院 栄花の平野です。
本日は股関節周囲筋のエクササイズについて。
あえてありきたりな内容を選択したのには訳があります。
そう、重要だからです。
なぜ重要か、どういう動きが必要か、まずはこちらをご覧ください。
↓↓
股関節周囲筋で特に重要視したいのは
“大臀筋”と“中臀筋”。
もちろん、腸腰筋、内転筋群も重要なんですが、今回は大臀筋と中臀筋にフォーカスしています。
テーマは“重心”です。
特に歩いたり、小走りしたり、階段登ったり降りたり。
共通するのは片足で体重を受ける時間があることです。
当然、片足で荷重すると重心は荷重している方に移動します。
反対に荷重するとそちら側に重心が移動します。
この繰り返しです。
このように重心位置が動く中で、上記の股関節周囲筋群が働くのです。
ですが、この重心移動が大きくなると…
重心を物体と考えた時、体の中特に骨盤の中では遠心力が大きく働きます。
これが慢性的になると体に不調が生じる可能性が高くなります。
重心が大きく動くことで、身体内では以下のような力が大きく作用します。
↓
こうならないように、今回の股関節外転筋のエクササイズがあるのです。
通常(よく見られるのはリハビリ場面)、横向きで足を上げて止める のような訓練があります。
これでは単一局面での筋収縮しか得られず、不十分です。
歩行時、足をつくときは股関節が屈曲25°、伸展10°程度の範囲で荷重がかかります。
その動きに対応するには、今回ご紹介したエクササイズがいいでしょう。
少し負荷は強いかもしれませんが、普段よく歩く人は特に、このエクササイズに取り組んでもらいたいです。
ポイントは、体幹の筋肉(深部腹筋群)と協働して使うこと。
これを意識して行ってみてください。
—平野 充
慢性腰痛専門、整体院「栄花」-EHANA-
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