2018/02/12(月)
姿勢の意識は高い!けど腰が痛い…必見です
カテゴリー:整体ブログ :11年間の臨床経験から得られた慢性腰痛への答え
奥さんの実家、旭川より、
みなさん、こんにちは。
整体院 栄花の平野です。
本日は、姿勢性の腰痛に対するエクササイズのご紹介です。
どんな姿勢の人に、そしてどんなエクササイズか、
まずはこちらをご覧ください。
↓↓
改めて、、、
腰痛の原因は多岐に渡ります。
筋筋膜性、骨性、靭帯性、椎間板性、内臓由来など。
多くの場合、腰周辺の関節構成体に機械的ストレス(圧迫、牽引、剪断)がかかり、それが慢性的になって不調(たいていは痛みやだるさ)につながります。
そして、良い姿勢を保つことは一般的に『体に良いこと』とされています。
しかし、行き過ぎ、または例外もあるのです。
今回ご紹介するケースは
“いつも姿勢には気をつけている”
方に向けたメッセージでもあります。
まず、よくトラブルになる“腰椎”についておさらいです。
第1〜第5まである腰椎。
腰椎は骨の構造上、後ろに反る動き(伸展)が苦手です。
可動域が少ないのです。
そんな腰椎にストレスをかけやすい、俗に言う“良い姿勢”はこんな感じです。
↓
確かに背筋は伸びているかもしれませんが、腰椎だけ見ると“反りすぎ(過伸展)”なんです。
では、どこが伸びれば良い姿勢になるのでしょうか?
答えは『胸椎』と『胸郭』です。
胸椎と胸郭(もしくはどちらか)が固いことによって、背筋を伸ばすと腰椎部が過伸展して機械的ストレスに晒されます。
そして、「いつも姿勢を意識してるのに…」という慢性腰痛が出来上がるのです。
逆に言うと、胸椎と胸郭の可動性がしっかり維持されていれば、腰椎部への過伸展は起こりづらくなります。
いかがでしょうか?
心当たりはありますか?
私が施術していて感じる印象としては、
- デスクワークをする細身の女性
- 前胸部、腹部の筋肉が発達している男性(分厚い大胸筋と割れた腹筋は男の憧れですよね…)
- 以前より仕事量の減った壮年期の方
に多く感じます。
上記のような方に限らず、普段から背筋を伸ばすことを意識しているけどどうしても背中が丸まりやすい、という方はぜひお試しいただきたいエクササイズです。
エクササイズの解説
a)胸椎について
背中が丸まっている人は、いつしか胸椎部の伸ばし方を忘れてしまっています。
本来、脊柱起立筋はもちろん、菱形筋や僧帽筋中・下部組織などを駆使して胸椎を伸展位にしています(正確には軽度後弯が安静肢位)。
その感覚を忘れてしまっているのです。
ですから、まずは伸展方向に胸椎を動かしてあげること自体が必要になります。
そのために、背中にタオルを横向きに置きます。
b)胸郭について
胸郭が開きづらくなることも背中が丸くなる要因の一つです。
開きづらくなる というのは、肋骨一つ一つの間が狭くなる、もしくは離れづらくなるということです。
原因の多くは、肋間筋(肋骨と肋骨の間をつなぐ筋肉)や腹筋群の短縮です。
これらの筋肉は普段あまり伸ばす、という意識が働きづらい筋肉ですよね。
これらの柔軟性を改善することで胸郭の可動性が広がります。
上記のエクササイズ、病院のリハビリ場面でもよく指導するセルフエクササイズです。
少し気をつけてほしいもしくはコツは、肋骨の縁を強く押さないことです。
神経が表面にある(解剖学的には肋間神経ですが、経験的にこちょばしいところですよね)ので、急に押すとかえって緊張が高まります。
ゆっくり優しく押してみてください。
—平野 充
慢性腰痛専門、整体院「栄花」-EHANA-
栄花公式ブログ
発行責任者;平野 充
発行者住所;
〒062-0034 北海道札幌市豊平区西岡4条13丁目9-12
Tel;090-2812-3263
3月7日(木)まで
【初回限定】先着5名様限定割引 → 残り1名様
- このような方から多くのご相談いただいています
- 慢性的な腰痛の各種症状改善
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- 骨盤の歪みに悩んでいる(骨盤矯正・スタイル調整)
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- 出産後に腰まわりがだるい・痛い
- 腰の病気・けがで悩んでいる
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