2017/10/31(火)
挑戦、挫折、そして挑戦 〜その先にあるもの〜
カテゴリー:スポーツブログ:プロから育成まで、身体運動を科学する
めえ〜ず運動講座、控え室より、
タイムアップの瞬間、膝から崩れ落ちうなだれる選手、呆然と立ちすくむ選手、何もない宙をただ見つめる選手・・・
10/29(日)、大学バスケットボール秋季リーグ最終戦。
東海大学札幌キャンパス(東海)男子バスケットボール部の初優勝が決まった瞬間、選手達がコートになだれ込み歓喜の輪ができた。
2017年、秋のリーグ戦は最終日の最終試合まで上位3チームの三つ巴により順位がわからない状況でした。
※上位2チームが11月のインカレに出場できる
前日の10/28(土)、ここまで1位の東海と3位の北海道教育大学岩見沢校(岩教)の試合、東海の完勝で東海の1位or2位が決定。
最終日、1位東海と2位札大のゲーム。
東海が勝てば
1位東海 2位岩教 3位札大
札大が16点差以上で勝てば
1位札大 2位東海 3位岩教
札大が15点差以内で勝てば
1位東海 2位札大 3位岩教
という状況。
会場は独特の熱気を帯び、全員が注目する中、東海vs 札大 Tipoff。
序盤、札大は早い展開からアウトサイドでの得点。対する東海は、スコアラーのFとGによる加点。一進一退の攻防が続く。どちらも流れを渡さず29対33札大リードで前半終了。
後半に入って東海はミスが目立つ。逆に札大は相変わらずの速いテンポのオフェンスで一時8点差までリードを奪う。しかし、東海も離されずに我慢しながら着実にスコアを伸ばす。4Q残り2分、札大のCのリバウンドからのタップが決まり札大5点リードで流れは札大。ここでたまらず東海タイムアウト。このタイムアウト後、東海が息を吹き返す。残り1分30秒東海の4年生Gの3Pが決まり札大1点リード。次の攻撃、札大は決めきれず、東海ボール。残り40秒、再び東海の4年生Gが連続3P。札大も次の攻撃で3Pを試みるがリングに嫌われ万事休す。ファウルゲームに持ち込むも、最後は力尽き68対63で東海が悲願の初優勝を果たした。
この瞬間、創部50年の節目の年、ずっとずっとインカレに出場し続けていた札幌大学のインカレへの道が途絶えました。
僕が札幌大学をサポートし始めて10年。
インカレに行けない年は一度もありませんでした。
そして今年も、昨年よりは苦戦するとは思ったものの最後はインカレへの切符を手にするだろうな と思っていました。
僕だけでなく、選手ももしかしたら会場中の人が思っていたかもしれません。
勝負の残酷さを目の当たりにしました。
札幌大学の選手は、昨年の先輩方を越えるべく目標としていたインカレベスト8を真剣に見据えていました。
ただ、どこかで甘えがあったり、人任せになったりしていたのかもしれません。
なかなかチームが一つにまとまる事なくここまでのリーグ戦を戦ってきました。
しかし、がけっぷちに立たされた先週の岩教戦後、選手自ら話し合いを設けて思いの丈をぶつけ合いました。
そして、一つになろう、と。
ここからの1週間、選手達は本気で本当に勝つ事を意識して、チーム全員が同じ方向を向いて練習そしてこのゲームに臨みました。
結果は確かに出ませんでしたが、一つにまとまれた事、何かに向かって本気で挑戦できた事、これらは選手達の成功体験として彼らの成長に繋がっていくと確信しています。
これからインカレに行けない喪失感や絶望感が彼らを待っている事でしょう。
でも彼らはまた立ち上がって力強く前に進んでくれる事を信じています。
彼らの挑戦を、彼らの成長を、僕なりに全力で一生懸命支えていこうと思います。
みなさん、札幌大学バスケットボール部をこれからもよろしくお願い致します。
—平野 充
慢性腰痛専門、整体院「栄花」-EHANA-
栄花公式ブログ
発行責任者;平野 充
発行者住所;
〒062-0034 北海道札幌市豊平区西岡4条13丁目9-12
Tel;090-2812-3263
3月7日(木)まで
【初回限定】先着5名様限定割引 → 残り1名様
- このような方から多くのご相談いただいています
- 慢性的な腰痛の各種症状改善
- 急なぎっくり腰になってしまい困っている
- 骨盤の歪みに悩んでいる(骨盤矯正・スタイル調整)
- 腰のあたりが常にだるい・疲れやすい
- 出産後に腰まわりがだるい・痛い
- 腰の病気・けがで悩んでいる
※営業時間は9時~21時までですがメールフォームからのご予約は24時間・年中無休で承っております。営業時間外にホームページをご覧の方は、ぜひメールフォームからのお問い合わせをお願いいたします。
※メールフォームはお名前・お電話番号・メールアドレスを入力するだけの簡単なものですのでお気軽にご利用していただけます。当院は完全予約制の為、事前にご予約をお願いしています。