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2017/07/11(火)

『西岡塾』、開講! 〜腰痛を科学する〜

カテゴリー:整体ブログ :11年間の臨床経験から得られた慢性腰痛への答え

 

リビングのソファより(隣でスヤスヤしてるコロコロ大臣が落ちないように)、

 

 

先日、札幌大学にて「西岡塾」という、地域の方向けの公開セミナーの講師をさせていただきました。

 

テーマは

『腰痛を科学する』

 

私が普段目にすることの多い腰痛に関して、最近の知見と腰痛の原因、そしてセルフエクササイズをお話ししました。

腰痛に関する『85』とは⁇

 

腰痛最前線

2000年代に入って、腰痛は腰にどのような負荷がかかって生じるのか、という事が盛んに議論されてきました。

 

そして、腰部を含めた全身のキネマティクスが明らかになっていきました。

 

しかし、それでも完全に腰痛が解明されたわけではありません。

 

2010年前後、心理的・社会的要因が大きく関与している事が示唆されてきました。

例えば、

Carrageeさんは、重篤な腰痛患者さんは心理・社会的な要因がある(Spine J, 2005)としています。

また、

Macfarlaneさんは、心理・社会的因子vs力学的因子では心理・社会的因子の方が疼痛とその進行に強く関連する(Ann Rheum Dis, 2009)と言っています。

 

このように、精神的ストレスが腰痛に与える影響について言及する研究者が多い傾向があります。

 

さらに、妻(または夫)のヤな態度で痛みが強くなる・・・(2013年、Burns,Pain)

という研究にこの日一番の盛り上がり!

 

 

さらに、ここ2〜3年では、腰痛の原因が脳にあるのでは⁈というところまで研究は進んできています。

Nakamuraさんによると、慢性腰痛患者の脳血流分布が明らかに他の人と違うようです。

 

痛みの原因部位

腰痛と脳科学は直にもっと深く理解されるようになるでしょう。

アップデートがありましたら、即ご報告します。

 

さて、私が当院で出会うお客さんたちも腰痛が多いです。

精神的なものもあるかもしれません。

 

ですが、経験的にはやはり体に何らかの負荷がかかって痛みが生じているケースが多いように思います。

 

 

基本的に腰痛は、腰に症状が出ているだけでほとんどがその他の部位が原因となっています。

 

特に、

①ふくらはぎ、②腹部、③背中、④首

を伝えました。

  脊柱の動きと連動

姿勢に大きく影響する腸腰筋について

いずれも、Fasciaのつながりと姿勢に大きく関与しています。

詳細は以下をご確認いただければと思います。

①ふくらはぎ→前かがみをしてみてください。今腰痛を感じた方、まずはこれを試してみてください

②腹部→腰痛と腸腰筋の深〜い関係

③背中→腰痛を背中の傾きと肩の位置から改善する方法

④首→頭部が前に出ている人・・・注意が必要です。。。

 

そして、セルフエクササイズ。

 

私は『腰痛撲滅エクササイズ』と名付けました。

こちらは、骨格の土台を調節する方法3種目を厳選してお伝えしました。

この腰痛撲滅エクササイズは次回のブログでお伝えします。

 

 

このような啓蒙活動を通して、腰痛で苦しむ方が一人でも少なくなってくれることを心から願っています。

 

 

 

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