2016/12/18(日)
トレーニングキャンプ、新しい取り組み④
カテゴリー:スポーツブログ:プロから育成まで、身体運動を科学する
セントレア空港より、
北海道大学バスケットボール連盟の強化事業、トレーニングキャンプ2017の新しい取り組みシリーズも最後になりました。
今回から、北翔大学の管理栄養士・黒田裕太先生を講師に招き、選手に対して「アスリートの身体になるために」というタイトルでの栄養指導をしていただきました。
今回は、筋肉量を増やすために必要な食事への配慮についてご講義していただきました。これから縦断的に黒田先生に携わっていただき、栄養、食事への意識を変えていってもらいたいと思います。
講義の内容を要約します。
参考にしてください。
①運動による身体への影響
高強度の運動により、筋損傷が生じやすくなります。その時、もっとミクロの話(筋線維)では必須アミノ酸が特に分解されている。ですので、十分な栄養素のリカバリーがない状態でトレーニングを続けても筋肉は強くならないばかりでなく、やせ細っていく。
ただ、やはり筋肉を強くする(筋たんぱく質合成を強く促進する)には運動が必要不可欠なので、栄養補給が欠かせない。
②どのタイミングの栄養補給が良いか
技術練習の前後には分岐鎖アミノ酸(必須アミノ酸の中でも特にBCAAとして働くバリン、ロイシン、イソロイシン)を摂取。
筋トレの後(出来るだけ速やかに)にはたんぱく質または食事の摂取を心がける。
③日常の食事で気をつける事
一日の食事で肉、魚、卵、乳、大豆の5種類からたんぱく質を摂取するのが理想。
動物性タンパク質の方がBCAA含有量が多い。
④たんぱく質の必要摂取量
スポーツ選手の場合、一日のたんぱく質摂取量の目安は、体重1kgあたり2gの摂取を心がける(体重60kgの人は120g、体重70kgの人は140g)。
各食品のたんぱく質含有量(「簡単!栄養計算&カロリー計算」で検索)を把握して、献立を立てたり、メニューを決める。
⑤効果的なたんぱく質の吸収のために
たんぱく質とともに糖質を摂取することを心がける。
また、ビタミンB1、B6はたんぱく質を代謝するのに有効。合わせて摂取量を増やす。
という内容でした。
黒田先生、今後とも宜しくお願い致します。
3月7日(木)まで
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