2016/10/31(月)
横隔膜の機能とセルフエクササイズ
カテゴリー:整体ブログ :11年間の臨床経験から得られた慢性腰痛への答え
唯一のお城、2畳の書斎より、
本日は腰痛持ちの方へのセルフエクササイズです。
腰痛持ちの方の中には胸郭(背骨から肋骨そして胸骨からなる肺を囲む部分)の可動性が落ちて腰椎部の動きが大きくなる方がいます。このような方は、腸腰筋(股関節の前方にある筋肉)も硬い事が多いです。
このような場合、胸郭の可動性を改善する必要があります。この時、横隔膜のセルフエクササイズを指導する場合があります。
横隔膜は筋肉です。息を吸うときに収縮して肺に空気を入れる作用があります。そして横隔膜の力が抜ける時に息が吐き出されます。横隔膜は呼吸に関わる筋肉ですので、不眠不休で働いてくれます。
この、息を吐き出す時に簡単なひと工夫するだけで横隔膜のストレッチ効果が得られます。さらに良いことに、腰痛の原因となりやすい腸腰筋は横隔膜との関連が深く、横隔膜をストレッチすることで腸腰筋の張りも落とせる場合があります。
腰痛があり、呼気(息を吐く)が浅い方は横隔膜のストレッチが必要になります。
横隔膜の機能と腰痛への影響を是非シェアしてください。
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