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2016/10/27(木)

多くの理学療法士が語りたがらない事…

カテゴリー:スポーツブログ:プロから育成まで、身体運動を科学する

 
唯一のお城、2畳の書斎より、
 
本日はトレーニングの話。
 
医療現場、リハビリ分野ではあまりトピックに上がりづらい筋肉、股関節内転筋。
どちらかというと、股関節外転筋である中臀筋や大臀筋にフォーカスされがちです。これは、これらの筋肉が姿勢維持・瞬間的な体の安定性に大きく寄与するからです。スポーツにおけるケガと股関節外転筋(中臀筋)との関係性は学会や文献などでよく見かけます。
 
代表的なもので、膝の大きなケガとして前十字靭帯損傷の予防プログラムによく見かけられう要素です。
 
では内転筋はどのように関与しているのでしょう。
内転筋と一言で言っても股関節内転を主な作用とするのは5種類ほどあります。股関節のみに作用するものもあれば膝関節をまたぐぐらい長い筋肉もあります。さらに注目すべきはそのボリュームです。
 
みなさん、スポーツ選手の太もも、特にももの内側の太さ、しまり具合、すごいですよね?
そうなんです、股関節内転に関わる筋肉は種類が多いだけではなく、筋肉自体も大きいのです。
 
この内転筋が弱いと、動きが安定しない傾向があります。
さらには、疲労しすぎると股関節の動きを制限し、腰痛症や腰椎分離症になりやすい姿勢になってしまいます。
 
一方、スポーツ動作で股関節内転筋が重要になるのは、バスケットでいうディフェンスの場面。足を開いて腰を落とす状態。あの姿勢を維持するのに使います。そして横方向に強い力を安定して出力する時に重要です。
 
もう一点は切り返し動作です。
人体の動きは重心位置を動かすことで成り立ちます。切り返し動作では急激に方向転換するため、重心の移動をスムーズにしなければいけません。
それを可能にする大きな要因として股関節内転筋群があります。
 
動画で、簡単な図を用いて説明しています。
意図のあるトレーニングとして参考にしてもらえればありがたいです。
 

 

 

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